第37期           2019講師紹介

機能解剖学シリーズ 全6回(4月21日〜10月20日)
  社会福祉法人 帝塚山福祉会リハビリテーション統括部長 上田 陽之 先生
  毎年、ご好評を頂いている機能解剖学。身体各部の運動を『関節の構造』と『筋の動き』という二つの観点から解析し、理想的な姿勢と身体の動きの構築を解説していただきます。
  本シリーズは、各ユニット別に6回に分けて講演していただきます。

疲労に対する鍼灸治療−最近の疲労研究における知見を踏まえて−(4月21日)
明治国際医療大学 学長 矢野 忠 先生
  鍼灸界の第一人者であり、鍼灸をはじめとする東洋医学と未病医療に関する研究での造詣が深い先生に、これからの社会が求める医療として最新の疲労研究でわかってきたことを中心にご講演いただきます。

トリガーポイントの理論と実技『上肢編』(5月19日)
関西医療大学 助教 北川 洋志 先生
  疼痛に対する強力な鎮痛技法にまで進化したトリガーポイントの理論と治療法。今回は上肢編として上腕部・前腕部の筋肉に特化して講演していただき、後半の実技ではペアになっていただいてTPのとらえ方を一人ひとりに指導していただきます。

Kiiko Style の理論と実技『精神疾患に対する本神穴治療』(6月16日)
関西医療学園専門学校 講師                        
Kiiko Style研究会 代表 清藤 直人 先生
  現在、増加傾向にある精神的な心の問題へKiiko Styleはどのようにアプローチするのか。今回はその治療法の理論を、松本岐子氏の腹診と長野式治療の実技を交えて講演していただきます。

スポーツ外傷の鑑別と処置『スポーツ現場で遭遇する外傷』(7月21日)
関西医療学園専門学校 柔道整復学科 教務部長 藤原 清治 先生
  柔道家として活躍され、柔道整復師としてもスポーツ最前線で活躍された先生に、今回はスポーツの現場でよく遭遇する外傷の鑑別から処置に至るまでを実技を交えて講義していただきます。

「下腿に発生するスポーツ傷害の鑑別と鍼灸治療」(9月15日)
森ノ宮医療学園専門学校 鍼灸学科 学科長                          
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー 松下 美穂 先生
  陸上を中心にトップアスリートのトレーナー経験が豊富な先生に、下腿に発生するスポーツ傷害、特に初期の疲労骨折に対しての鑑別方法と鍼灸治療について講義していただきます。

アスレティック・リハビリテーションの理論と実技 『体幹編』(10月20日)
  ミズノ(株)アスレティックトレーナー                          
トレーナーズラボ森ノ宮 代表 岩本 広明 先生
  毎年ご好評を頂いている講義で、用具を使った様々なエクササイズからアスレティック・リハビリテーションに至るまでを、今回は体幹トレーニングの理論と実技も交えて講義していただきます。

『自律神経症状』に対する鍼灸奇経治療(11月17日)
  森ノ宮医療大学 客員教授                          
東洋はり医学会 関西支部 名誉支部長 宮脇 優輝 先生
  手足の二穴を配穴する奇経治療は鍼灸治療の中でも即効性に優れています。今回は、アスリートから一般の患者さんまで悩んでいる人が多い様々な自律神経症状の治療を、初心者にも分かりやすく丁寧に実技指導していただきます。

アスレティック・テーピング『足関節に対するテーピング実技』(1月19日)
株式会社ニトムズ トレーナー 森川 敬忠 先生
  スポーツスポーツ傷害の予防や応急処置、再発防止にと、スポーツの現場では必須のスポーツテーピング。今回は傷害の頻度が高い上に高度な技術が要求される足関節のテーピング実技を中心に、ペアになっていただいて一人ひとり丁寧に指導していただきます。

育成年代のスポーツにおけるトレーナー活動について (2月16日)
平成医療学園専門学校 教員 益 賢明 先生
  サッカーおよびラグビーでもトップレベルのチームトレーナー経験のある先生に、今回は特に育成年代(中学〜大学)のチームや選抜に関わって感じた経験談を中心に講義と実技をしていただきます。

投球障害肩の病態把握と鍼灸治療(2月16日)
アスリートサポートチームKATA三重89会代表 藤田 充 先生
  鍼灸院を開業しながら、野球を中心としたトレーナー活動を行う先生に、今回は投球障害肩の発症原因において重要となるポイントの解説とともに、鍼灸実技を交えて講義していただきます。

鍼・灸特効穴『婦人科疾患』(3月15日)
関西医療大学 講師 KATA会長 松浦 穣士 先生
  昨今、種々の婦人科疾患に対して鍼灸が有効であることが発表されています。今回は正経の経穴はもちろん、『経外穴』のテキストを用いながら、婦人科疾患の特効穴の取穴法および鍼灸のドーゼ(刺激量)に至るまでを講演していただきます。

スポーツマッサージ実技(全3回)
@スポーツマッサージ関節編上肢(11月17日)
関西医療大学客員教授 KATA名誉会長 松浦 英世 先生
KATA実技指導員
Aスポーツマッサージ関節編下肢(1月19日)
関西医療学園専門学校講師 KATA副会長 樋口 雅一 先生
Bスポーツマッサージ全身編・総括(3月15日)
関西医療大学客員教授 KATA名誉会長 松浦 英世 先生
  本会では各スポーツ傷害に用いる関節編のスポーツマッサージと、全身の筋肉疲労を取り除く全身編に分けています。関節編はさらに上肢編と下肢編に分け、各関節のスポーツマッサージを中心に牽引性運動法、筋・神経伸展法も合わせて実技指導いたします。 スポーツマッサージ全身編では、全身の筋疲労を取り除くことを主にリラクゼーションおよびコンディショニングに応用するスポーツマッサージを実技指導していただき、スポーツマッサージの総括もしていただきます。


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